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 排卵誘発の内服薬はいくつか種類があるのですが、質問の方の飲まれた内服の方法は、一般的なものと思います。6個の卵胞が出来たとのことで、反応性はかなり良好な部類に入ると考えられます。このような場合は、多のう胞性卵巣症候群（超音波上、卵巣に小さな卵胞がたくさんあり「多のう胞」にみえ、排卵障害や男性化症状を主な症状とする症候群）の可能性があります。多のう胞性卵巣症候群は排卵誘発に際し、卵巣過剰刺激症候群や多胎妊娠をきたすことがあり注意が必要です。 体外受精もしくは顕微授精をするのでなければ、一般的には排卵は3個までに留める必要があります（2個以内ならさらに良いのですが）。内服薬の投与量をさらに減らすことで、発育卵胞数をへらすことができるかどうかについては、はっきりした根拠はないようです（うまくいく症例もあるようですが）。最近では、注射製剤を少量から開始し、反応性をみながら徐々に量をあげていく方法が、発育卵胞数のコントロールには有効あることが示されています。 |
今不妊治療に通っているのですが、排卵が普通の人より遅いという事で、先月誘発の薬を一日１錠・５日間飲みました。とても薬が効いたようで６個の卵胞が出来ました。お腹も張って痛かったのですが、それ以上に双子以上の可能性もあると言われどうしようか悩んでいます。