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 人工授精の妊娠率は、4－6回程度で頭打ちになることが多いようです。これは、それ以上の回数を重ねても絶対妊娠しないという意味ではなく、妊娠率が低くなるという意味であり、そのためより確率の高い方法である体外受精へのステップアップをすすめられることが通常です。体外受精も、初回から3回めくらいまでが、妊娠率が高い傾向があるようです。しかしながら人工授精の時とは異なり、より確率の高い方法がありませんので、排卵誘発の方法などを工夫しながら、体外受精を継続することが多いようです。内膜症は、卵管の癒着などが不妊症の原因となるため体外受精の適応となることがしばしばですが、内膜症があると体外受精の成功率が低くなるとする報告がある一方で、関係ないとするデータもあり、内膜症の体外受精に及ぼす影響ははっきりわかっていないというのが現状です。 |
重度の子宮内膜症のため、ピルを服用したり、手術を受けたりしましたが、生理痛は変わらず、体外受精にステップアップしましたが、妊娠せず、融解胚移植もダメでした。体外受精は何回くらいまでが有効なのでしょうか？（人工授精は５回くらいでステップアップを勧められたのですが・・）