|
|
 子宮内膜は卵巣から分泌さられるエストラジオールとプロゲステロンの作用により発育します。極端に薄い場合(超音波による計測で6-8mm以下)は妊娠率が低下する可能性がありますが、個人差もあり一概にはいえません。子宮内膜が薄い方は、卵胞期にHMG/FSH製剤、黄体期に黄体ホルモン製剤、HCG製剤の投与を行うことで改善させることができます。 また排卵誘発剤であるクエン酸クロミフェン（クロミッド）を長期投与すると子宮内膜が薄くなる傾向があります。その場合はHMG/FSH製剤の併用や、HMG/FSH製剤単独投与を行うことで内膜を厚くさせることができますが、これも個人差があるので必ずしもこれらの方法で内膜が厚くなるとは限りません。 基礎体温が一相性の場合、排卵をしていない可能性が高く、漢方薬内服のみで改善することもありますが、無効の場合は排卵誘発剤を使用したほうがいいでしょう。担当の先生に基礎体温を見せ、超音波検査、ホルモン検査で卵胞が発育しているか確認してもらいましょう。 |
内視鏡検査をして「赤ちゃんのベッドがペラペラで作られていない」と言われました。漢方薬を渡され飲んでいるのですが、基礎体温も一定で変化がありません。