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 ３年間にわたって努力されてきたのですね。今回は残念な経過となってしまいましたが、担当医師から何か流産の原因として考えられる事柄があるかどうか説明を聞いていますか？妊娠中期の流産の原因としては、母体側・胎児側それぞれ色々なことが考えられます。妊娠中および流産の際の経過や所見、胎児や胎盤などの付属物の所見から原因が推測できることもあります。ほとんどの流産は、ご自身の努力ではどうしようもないものなのですが、原因によっては次回以降の妊娠の際に予防できることもありますので、何か分かることがあったかどうかは、担当医師に確認しておくことをおすすめします。子宮頸管にできるポリープは、出血を繰り返して感染の原因と成った場合に流産を引き起こす可能性はありますが、一般的には大きさにもよりますが、妊娠中にそれほど問題になることは少ないようです。流産後の治療再開時期には一定のきまりはありませんが、初回の月経終了後以降であれば、医師の許可があれば治療を再開することも可能です。肥満は排卵障害の原因となる場合がありますので、今まで自然に排卵が起こらなかった方でも体重を減らしたことで、排卵するようになる場合もあります。逆に急激な体重減少によっても排卵が障害されることがありますので、極端な食事制限などの無理なダイエットは禁物です。筋ジストロフィーとは遺伝子の変異によって起こる疾患の１つですが、その遺伝子変異には様々なタイプがあります。タイプによって遺伝のしかたも異なってきますが、全ての筋ジストロフィーが遺伝によって発生するわけではなく、両親に遺伝子の変異がなくても、突然変異で起こる場合も多いのです。血縁の方に筋ジストロフィーに罹った方がいらっしゃる場合、どのようなタイプの筋ジストロフィーなのかによって、どのような遺伝子変異で起こるか分かっているものなのか、それによって遺伝子変異の検査ができるものなのか、どのような遺伝のしかたをするのか、ご主人とあなたのお子さんにその遺伝子変異がどれくらいの確率で遺伝するものなのかなどが分かるのです。遺伝相談を行っている施設を受診されるのもよいでしょう。ただし、遺伝情報は個人情報であると同時に、血縁者に共有される情報でもあります。ご主人とも十分に話し合って決めて下さい。 今回の妊娠はあなたとご主人が十分努力されたことによって妊娠に至ったのだと思います。つらい経験をされて、悲しい気持にならない人はいません。落ち込んでしまうのも無理はないことなのですよ。そして、ご自身が今まで努力されたことを認めてあげて下さいね。 |
不妊治療を３年して、注射し排卵を起こし、人工授精６回目で妊娠しました。心拍確認後、つわりもなく順調でしたが、夜中に痛くなりトイレへいったところ破水後、出血。すぐに病院へいきましたが流産しました。りきみが悪かったのでしょうか？１００％自分が悪いと思う反面、夫の母が、筋ジストロフィーであり、遺伝も心配していました。検査かなにかしたほうが良いでしょうか。また妊娠中にポリープがあるような事を言われました。ポリープと流産は関係があるのでしょうか。