Q&A 2025.12.8
晩婚で、これから妊活を始めようとしています。女性側の検査はすでに行い、医師からはタイミング法での妊娠をトライできると言われました。一方、夫は若い頃に精索静脈瘤を指摘されたことがあるものの、これまで検査や手術は受けていません。人工授精にはあまり前向きではないため、まずは夫に検査と必要な治療を受けてほしいと考えています。精液検査と精索静脈瘤などの男性側の病気の検査を同時に行える施設を探していますが、手術実績の多い医療機関を選んだ方が良いのでしょうか(一部改変)。
ご相談ありがとうございます。
不妊症の原因は男女それぞれ約半数ずつにあるとされているため、まずは 男性側の初期検査として精液検査を受けることが推奨されます。
女性側の検査はすでに済んでいるとのことですので、もし精液検査に問題がなければ、現在の方針どおりタイミング法で妊活を進めていただいてよいかと思います。
一方で、精液検査で 無精子症・乏精子症などの男性因子が認められた場合、過去に精索静脈瘤を指摘されているご経歴も踏まえると、男性不妊手術の実績が多く、泌尿器科が併設されている医療機関で評価を受けられることをお勧めいたします。こうした施設は愛知県内にもありますので、
「男性不妊 泌尿器科」「精索静脈瘤 手術 実績」などで検索していただくと参考になるかと思います。
また、当センターでもお電話でご相談を受け付けておりますので、ぜひご活用ください。